いわゆる「二枚目」ではないけれど、年齢不詳の童顔&色白&身長180センチ超のすらっとしたスタイルで、文化系女子に大人気のポール・ダノ。彼が脚光を浴びるきっかけになったのが、『リトル・ミス・サンシャイン』と『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』。前者ではパイロットになるまでは言葉を発しないという願掛けをするネクラ少年、後者では主人公の石油王と対峙(たいじ)する狂信的な牧師(と、その弟の一人二役)役に。いずれも、劇的に感情を爆発させるシーンが用意されており、一度観たら忘れられない強烈な印象を放った。とりわけ、『ゼア・ウィル~』では、オスカー俳優ダニエル・デイ=ルイスと壮絶な演技バトルを繰り広げ、英国アカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、高い評価を受けた。
『リトル・ミス・サンシャイン』の監督と再タッグを組んだ『ルビー・スパークス』では、同作の脚本も手掛けた恋人のゾーイ・カザンと恋人役として共演。スランプの作家と、彼が小説の中で作り上げた理想の恋人との恋を描くファンタジックな本作について、共演したカザンいわく「撮影中は実生活の面で彼との関係を保つことの方が大変だったかもしれないわ(笑)」とのことだが、その一筋縄じゃいかない恋愛模様には、「ホンモノの恋人同士」だからこその切なさがにじみ出ている。
そして最新作は『灼熱の魂』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のサスペンス『プリズナーズ』。ヒュー・ジャックマン演じる主人公の幼いまな娘を誘拐した「10歳並みの知能」しかない容疑者という難役に挑み、ヒューを圧倒する熱演を披露。やがて明かされるこの人物に関する衝撃的な事実も相まって、もはや「この人が出てくるからには、想像を絶する何かが起きるはず」という「不穏さ」の象徴のようなポジションを確立した感がある。第86回アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』での憎々しい悪役ぶりも記憶に新しいが、実生活でも「Mook」というバンドでギターを担当している彼が、1960年代のアメリカで一世を風靡(ふうび)したバンド、ザ・ビーチ・ボーイズのリーダー、ブライアン・ウィルソンにふんする伝記映画『ラブ・アンド・マーシー(原題) / Love & Mercy』が待機中だ。 |
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両親は映画監督のスティーヴン・ギレンホールとプロデューサー兼脚本家ナオミ・フォナー、姉は女優のマギー・ギレンホールという芸能一家で育ったジェイク・ギレンホールは、とにかく作品に恵まれた俳優だ。リチャード・ケリー監督作『ドニー・ダーコ』、ジョン・マッデン監督作『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』、サム・メンデス監督作『ジャーヘッド』、デヴィッド・フィンチャー監督作『ゾディアック』など、名だたる鬼才&名匠の作品に出演している。故ヒース・レジャーとの共演作『ブロークバック・マウンテン』では牧場でひと夏を共に過ごした秘密の恋人たちを演じ、アカデミー賞助演男優賞にノミネート。姉のマギーもそうだが、鼻の長い「馬顔」で、どちらかというとファニー・フェイス。初めは親の七光りというのもあったかもしれないが、先に述べた『ゾディアック』などのシリアスな作品から『デイ・アフター・トゥモロー』や『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』といった娯楽活劇まで、幅広いジャンルをこなし、ダンカン・ジョーンズの長編監督第2作『ミッション:8ミニッツ』に出演するなど、新進気鋭のクリエイターとの仕事にも積極的。絶えず変化を求め続けるハングリー精神が、彼の強みともいえる。
また、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督には『複製された男』の撮影中に『プリズナーズ』への出演をオファーされ、2作品立て続けのタッグに。『プリズナーズ』では、娘を誘拐した犯人捜しに暴走する父親と対峙する刑事を熱演。すご腕の刑事にして、他者を寄せ付けない孤独、心の闇をにおわせ、首のタトゥーや指輪からは、某秘密結社のメンバーであることがうかがえる。そんな一筋縄じゃいかないキャラクターを静と動で巧みに体現している。
ちなみに過去に交際したのはナタリー・ポートマン、キルステン・ダンスト、リース・ウィザースプーン、歌手のテイラー・スウィフト……と、多くの美女たちと浮名を流したモテ男でもある。今後は、『ボーン・レガシー』の脚本家ダン・ギルロイが初メガホンを取る『ナイトクローラー(原題) / Nightcrawler』、1996年にエベレスト山から奇跡的な帰還を果たしたジョン・クラカワーのルポ小説を映画化した『エベレスト(原題) / Everest』、『トレーニング デイ』のアントワーン・フークア監督&フォレスト・ウィテカー共演のボクシング映画『サウスポー(原題) / Southpaw』など、新作が続々待機中だ。
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『スピード・レーサー』のインタビューで「僕の本当のヒーローかい? それはショーン・ペンだね(笑)」と答えているように、エミール・ハーシュが大きく飛躍したきっかけはショーン・ペンの長編監督第4作『イントゥ・ザ・ワイルド』だ。ジョン・クラカワー著のノンフィクション「荒野へ」を映画化した本作は、大学を優秀な成績で卒業しながらも前途有望な未来を捨てて、身一つでアラスカに旅立った青年の旅と予期せぬ末路を描いたロードムービー。『ロード・オブ・ドッグタウン』の演技でショーンに見初められ、主役に抜てきされたエミールは、ダイエットとトレーニングによって最終的には18キロも体重を落として役づくりに臨み、「こんなに過酷な状況を経験したことのある俳優を、僕は他に知らない。彼はどんなにつらい状況に置かれても逃げなかった。21歳になったばかりの若者がだよ!」と、驚くべき忍耐力&集中力でショーンを圧倒した。その後、ショーンとは彼がゲイの政治家ハーヴィー・ミルクを演じた伝記映画『ミルク』で、ミルクの同志クリーヴ・ジョーンズ役として共演を果たしている。
また、超シリアス&ヘビーな『イントゥ・ザ・ワイルド』や『ミルク』とは打って変わって、底抜けに痛快なカーアクション『スピード・レーサー』では生まれながらの天才レーサーを好演。ウォシャウスキー兄弟(当時)が原作・吉田竜夫の名作アニメ「マッハGoGoGo」を実写化した本作で見せた、まさにアニメの中から抜け出てきたかのような純粋で真っすぐなヒーロー像は好感度大。どこにでもいそうな親しみやすい雰囲気を携えながら、主役から脇役まで自在にこなせる器用さを備えている。
今後は、『トゥルー・グリット』のヘイリー・スタインフェルドや『ヒューゴの不思議な発明』のエイサ・バターフィールド、イーサン・ホークと共演する、1980年代のニューヨークが舞台の青春映画『テン・サウザンド・セインツ(原題)/ Ten Thousand Saints』が控えるほか、『LIFE!』の脚本を手掛けたスティーヴン・コンラッドがメガホンを取り、エレン・ペイジと共演するジョン・ベルーシの伝記映画が浮上している。
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エミール・ハーシュ
David Livingston / ゲッティイメージズ
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ビンラディンの側近でタリバンのリーダーの捕捉と殺害を目的にしたレッド・ウィング作戦を描いた戦争映画『ローン・サバイバー』で、エミールは通信兵の二等兵を熱演
(C) 2013 Universal Pictures
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『イントゥ・ザ・ワイルド』
Paramount Classics/Photofest / ゲッティ イメージズ |
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『ミルク』
Focus Features/Photofest / ゲッティ イメージズ |
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『スピード・レーサー』
Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ |
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ニコラス・スパークスのベストセラー小説を映画化したラブストーリー『きみに読む物語』のヒットにより、一躍ブレイクしたライアン・ゴズリング。1940年代のノースカロライナ州を舞台につづられる、良家の子女と材木工場で働く青年との身分違いの恋という古風なラブストーリーにも、彼の甘いルックスならバッチリはまる。しかし、それ以降は自閉症の青年、妻に捨てられる男、サイコパスの御曹司、闇の仕事を請け負うカースタントマン、銀行強盗に手を染めるライダー、ドラッグビジネスを展開するボクシングジムの経営者と「壊れゆく」役どころが続き、狂気と色気をたたえた魅惑的な俳優に成長した。
2006年には、昼は生徒たちから愛される理想的な教師、夜はドラッグに溺れるジャンキーという二面性を持つ主人公を演じた『ハーフ・ネルソン(原題)/ Half Nelson』でアカデミー賞主演男優賞にノミネート。翌年、等身大のリアルドールを恋人と思い込む内気な青年の物語『ラースと、その彼女』でゴールデン・グローブ賞男優賞(コメディ/ミュージカル)にノミネートされ、その後『ブルーバレンタイン』『ラブ・アゲイン』『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』で同賞にノミネートと快進撃が続いた。『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランスとは『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』で、『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフンとは『オンリー・ゴッド』で再タッグを組むなど、監督たちからの信頼も厚い。またアレハンドロ・ホドロフスキーにささげられた怪作『オンリー~』に対しては「『ドライヴ』に出演後、大作にも出演したが、明らかに好き嫌いの分かれるこのパーソナルな映画に出演したかった。監督を信頼でき、完全に委ねることができたよ」と語っており、バジェットの大きさにかかわらず、作品選びに対してはかなりのこだわりがあるようだ。
今後は、マイケル・ファスベンダー、クリスチャン・ベイル、ナタリー・ポートマン、ケイト・ブランシェット、ホリー・ハンターらと共演するテレンス・マリックの新作(タイトル未定)が待機中だ。
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ライアン・ゴズリング
Steve Granitz / WireImage / ゲッティイメージズ
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「オンリー・ゴッド スペシャル・コレクターズ・エディション」
※ブルーレイ
5月14日発売予定
価格:5,076円(税込み)
販売元:パラマウント ジャパン
(C) Copyright 2012 : Space Rocket Nation, Gaumont & Wild Bunch
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『ラースと、その彼女』
MGM/Photofest / ゲッティ イメージズ |
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「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」※ブルーレイ
価格:5,076円(税込み)
販売元:ハピネット
(C) 2012 KIMMEL DISTRIBUTION, LLC All Rights Reserved |
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ダスティン・ホフマンの勧めによりオーディションを受けた『ハッカビーズ』で映画デビューして以来、『40歳の童貞男』『寝取られ男のラブ♂バカンス』などコメディー作品をメインフィールドに活躍。『スーパーバッド 童貞ウォーズ』では主役に抜てきされ、脱童貞に奔走するサエない高校生を好演して脚光を浴びた。リドリー&トニー・スコットが製作総指揮を手掛けた『僕の大切な人と、そのクソガキ』では母親に言い寄る中年男に陰険な嫌がらせをするマザコンを怪演し、主演のジョン・C・ライリーを食う存在感を発揮。いわゆる非モテ系のおデブキャラというコメディーリリーフで人気を博していた彼だが、大幅な減量を経て臨んだ実録サクセスストーリー『マネーボール』ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。
本作で彼は、ブラッド・ピット演じる弱小球団のゼネラルマネージャーの右腕となり、データ重視の画期的な理論でチームを常勝球団へと導くエリートにふんし、新境地を開拓。減量に伴って顔つきも変わったせいか役柄の幅も広がり、クエンティン・タランティーノ監督の西部劇『ジャンゴ 繋がれざる者』で差別主義者に、そして巨匠マーティン・スコセッシ監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』はレオナルド・ディカプリオ演じる株式ブローカーのビジネスパートナーにふんし、2度目のアカデミー賞助演男優賞候補に。同作のプロモーションで初来日も果たしている。
一方で、『スモーキング・ハイ』のデヴィッド・ゴードン・グリーン監督と組んだ『ピンチ・シッター』(2011※日本未公開)や、ベン・スティラー共演の『エイリアン バスターズ』など、コメディー作品への出演も続いている。あくまでも、自分の得意分野、メインフィールドを大切にしつつ、着実にキャリアアップしていく彼の姿勢は、ある意味、俳優にとって理想的といえる。2013年のRolling Stone誌のインタビューで、記者のふざけた質問にキレたというエピソードは有名で、まだまだ若いさゆえ、人間的な余裕がないのかもしれないが、今後は『ヒックとドラゴン』の続編、ジョナが実在のアメリカのジャーナリストにふんする『トゥルー・ストーリー(原題)/ True Story』、チャニング・テイタム共演のクライムアクションの続編『22ジャンプストリート(原題)/ 22 Jump Street』、声優として参加するコメディーアニメ『ソーセージ・パーティー(原題)/ Sausage Party』、マーク・ウォールバーグ共演のアクションコメディー『グッド・タイム・ギャング(原題)/ Good Time Gang』など新作が続々控える売れっ子だ。
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ジョナ・ヒル
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「ウルフ・オブ・ウォールストリート ブルーレイ+DVDセット (初回限定DVD特典ディスク付き)【3枚組】」
5月28日発売予定
価格:5,076円(税込み)
販売元:パラマウント ジャパン
(C) 2013 TWOWS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED. TM, (R) & Copyright (C) 2014 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
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『スーパーバッド 童貞ウォーズ』
Columbia Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ |
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『マネーボール』
Columbia Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ |
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童顔&スイートな笑顔が魅力的なジョセフ・ゴードン=レヴィットは、『リバー・ランズ・スルー・イット』で映画デビュー。子役からキャリアをスタートしながらも、意外にも脚光を浴びたのは20代後半で『G.I.ジョー』、『(500)日のサマー』のころからという遅咲き。とりわけ、映画『モテキ』のミュージカルシーンの基になった『(500)日のサマー』では、奔放な女の子(ゾーイ・デシャネル)に恋する、グリーティングカード会社勤務のウブな青年を好演。いわゆる「草食系」のファッションや音楽を好むキャラクターがバッチリはまり、女子を夢中にさせた。そんな彼が飛躍的に成長したのは『メメント』以来の監督のファンだという鬼才クリストファー・ノーラン監督のサスペンス『インセプション』。レオナルド・ディカプリオ演じる、人の夢に潜入するスパイの相棒をスマートに演じ、監督に気に入られたのか『ダークナイト ライジング』では後に『バットマン』シリーズの人気キャラ、ロビンとなる若き警官ジョン・ブレイク役に抜てき。その実力を証明することとなった。
そのほか、『メタルヘッド』では母親を亡くして沈む家族の家をかき回すアナーキーな流れ者を演じてイメチェンを図ったり、27歳の若さで5年の生存率50パーセントと宣告されたガン患者の実話に基づく実録コメディー『50/50 フィフティ・フィフティ』、特殊メイクを施して若かりし日のブルース・ウィリスを演じたSFアクション『LOOPER/ルーパー』では、全米の批評家サイト、Rotten Tomatoesで90%以上の高評価を得るなど、作品に恵まれてきた。『リンカーン』ではオスカー俳優ダニエル・デイ=ルイスと親子役で共演を果たし、『ドン・ジョン』では監督デビュー。ポルノ中毒のカリスマ的プレーボーイの物語で主演も兼任した本作はベルリン国際映画祭をはじめ、世界各国の映画祭で高い評価を得ている。初監督を務めるにあたって、クリストファー・ノーランや『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソン監督らのアドバイスを得たという。
アニメ『風立ちぬ』の米吹き替え版で主人公・堀越二郎の声を務めたことも話題になったジョセフは、『シン・シティ』の続編やニューヨークのワールドトレードセンター・ツインビルでの綱渡りに成功した大道芸人にふんするロバート・ゼメキス監督作『トゥ・ウオーク・ザ・クラウド(原題)/ To Walk the Clouds』、『50/50 フィフティ・フィフティ』のジョナサン・レヴィン監督と再タッグを組む、セス・ローゲンとの共演作などが控えている。
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ジョセフ・ゴードン=レヴィット
Alberto E. Rodriguez / ゲッティイメージズ
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監督デビュー作にして主演も兼任したラブコメ『ドン・ジョン』
(C) 2013 Don Jon Nevada, LLC. All Rights Reserved.
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『(500)日のサマー』
Fox Searchlight / Photofest / ゲッティ イメージズ |
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『インセプション』
Photofest/Warner Bros. Pictures / ゲッティイメージズ |
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『LOOPER/ルーパー』
TriStar Pictures / Photofest / Zeta Image |
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監督・脚本のノア・バームバックが、アカデミー賞にノミネートされるほか、全米映画批評家協会賞など数々の映画賞で脚本賞を受賞した家族ドラマ『イカとクジラ』で、長年スランプに陥っている作家の父に心酔する長男を演じ、注目されたジェシー・アイゼンバーグ。ゾンビであふれ返る世界を舞台にした『ゾンビランド』での、自ら考案した「32のルール」を守ることでしぶとく生き残る引きこもり大学生、『アドベンチャーランドへようこそ』で大学生最後の夏に寂れた遊園地でアルバイトをするサエない大学生など、典型的な「草食系オタク」を演じることの多かった彼だが、そのイメージを決定づけたのがデヴィッド・フィンチャー監督の実録ドラマ『ソーシャル・ネットワーク』。
ジェシーが本作で演じたのは、世界最大のSNS「Facebook」を立ち上げたハーバード大生、マーク・ザッカーバーグ。女の子からフラれた腹いせに、女子大生の「ランク付け」サイトを立ち上げたことから成功への階段を駆け上るという、イヤなヤツが超ハマり役。常に、まくしたてるような早口でしゃべることで防御しているようなイメージが印象的だ。本作でジェシーはアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞など数々の映画賞に軒並みノミネート。知名度が一気にアップした。その後、『ゾンビランド』のルーベン・フライシャー監督と再タッグを組んだ『ピザボーイ 史上最凶のご注文』、ウディ・アレンの『ローマでアモーレ』など「草食系オタク」的な役が続いていたが、アクション映画の名手ルイ・レテリエ監督の『グランド・イリュージョン』では、マジックで大胆不敵な銀行強盗を成功させるマジシャンチームのリーダーにふんし、新境地に臨んだ。
今後は前作に続いて声優として参加するアニメ『ブルー 初めての空へ』の続編、Rolling Stone誌のジャーナリストにふんする『ジ・エンド・オブ・ザ・ツアー(原題)/ The End of the Tour』、クリステン・スチュワートと共演するラブコメ『アメリカン・ウルトラ(原題) / American Ultra』が控えるほか、スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーを演じる『バットマンvs.スーパーマン(仮題)/ Batman vs. Superman』が話題沸騰となっている。
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ジェシー・アイゼンバーグ
Hannes Magerstaedt / ゲッティイメージズ
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「グランド・イリュージョン スタンダード・エディション」※DVD
価格:3,456円(税込み)
販売元:株式会社KADOKAWA 角川書店
(c) 2013 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
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『グランド・イリュージョン』でカリスマ・ミュージシャンを演じるジェシー・アイゼンバーグ。ラストのどんでん返しが痛快! |
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『ソーシャル・ネットワーク』
Columbia Pictures/Photofest / ゲッティ イメージズ |
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構成・文:シネマトゥデイ編集部 石井百合子 |