斎藤工&板谷由夏『戦争と女の顔』などイチオシ映画談
はみだし映画工房
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最新の劇場公開作品から今回ピックアップされたのは、『ボイリング・ポイント/沸騰』『戦争と女の顔』『ソー:ラブ&サンダー』『神々の山嶺』『キングダム2 遥かなる大地へ』の5本。
カンヌ国際映画祭受賞「ある視点」部門で監督賞・国際批評家連盟賞を受賞したロシア映画『戦争と女の顔』。PTSDを抱えた元女性兵士の生と死の闘いを描く。今の時代のロシア映画はさらに意味を深く持つのかなと斎藤工。
「はみだし映画工房」とは……WOWOWシネマで放送中の映画情報番組「映画工房」とシネマトゥデイとのコラボ企画。無類の映画好きの斎藤工と板谷由夏、そして映画解説者の中井圭が、最新の劇場公開作品について毎回ゆるいトークを繰り広げます。
“はみだし”ていない方、毎週金曜放送中「映画工房」本編はWOWOWホームページで配信中!
7月上中旬のイチオシ作品はコレ!
『ボイリング・ポイント/沸騰』7月15日公開
イギリス・ロンドンの人気レストランを舞台に、オーナーシェフの波乱に満ちた一夜を描く人間ドラマ。クリスマス前の多忙な店内でさまざまなトラブルが巻き起こる様子を、ワンショットで映し出す。監督・脚本などは俳優としても活動するフィリップ・バランティーニ。 【⇒作品情報はこちら】
『戦争と女の顔』7月15日公開
ノーベル賞作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの証言集を原案にした人間ドラマ。第2次世界大戦に従軍し心身に癒えない傷を負った女性兵士たちを描き、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞に輝くなど数多くの映画祭で高い評価を得た。アレクサンドル・ソクーロフ監督に師事したカンテミール・バラーゴフがメガホンを取り、『裁かれるは善人のみ』などのアレクサンドル・ロドニャンスキーらが製作を担当。 【⇒作品情報はこちら】
『ソー:ラブ&サンダー』7月8日公開
クリス・ヘムズワース演じる、雷神ソーの活躍を描く『マイティ・ソー』シリーズの第4弾。いつしか戦いを避けるようになっていたソーの前に、神々を滅ぼそうとたくらむゴアが出現する。メガホンを取るのは前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』などのタイカ・ワイティティ。 【⇒作品情報はこちら】
『神々の山嶺』7月8日公開
夢枕獏の山岳小説を谷口ジローが漫画化した作品を、『とてもいじわるなキツネと仲間たち』などのフランス人監督パトリック・アンベールが映画化したアニメーション。謎を残したまま亡くなった伝説の登山家と、その登山家の遺品となったカメラを手に入れた孤高の登山家の物語が、雑誌カメラマンの視点で描かれる。 【⇒作品情報はこちら】
『キングダム2 遥かなる大地へ』7月15日公開
原泰久のコミックを実写映画化した『キングダム』の続編で、「蛇甘(だかん)平原の戦い」のエピソードを描く歴史アクション。春秋戦国時代の中国で、秦の玉座をめぐる争いから半年後、大将軍を目指す信が初陣に挑み、羌カイらと共に隣国・魏との壮絶な戦いを繰り広げる。 【⇒作品情報はこちら】
【シネマトゥデイ厳選作品はこちら!】
『X エックス』(7月8日公開)
『神々の山嶺』(7月8日公開)
『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日公開)
『破戒』(7月8日公開)
『キャメラを止めるな!』(7月15日公開)
『キングダム2 遥かなる大地へ』(7月15日公開)
『戦争と女の顔』(7月15日公開)
『ボイリング・ポイント/沸騰』(7月15日公開)