独立系映画の配信サービスが始動！ミニシアターとも提携「Cinema Discoveries」
インディペンデント映画の定額配信サービス「Cinema Discoveries」（シネマ・ディスカバリーズ）が新たにスタートした。
「Cinema Discoveries」は、映画ライターなどが推奨するインディペンデント映画の名作を、撮影秘話や監督紹介などのコンテンツとともに配信する新サービス。会員は月額1,000円（税抜）で作品をセレクトして鑑賞でき、 収益は制作者側に還元する仕組みとなる。
ラインナップは主として旧作からセレクトされ、初月は三島有紀子監督の『幼な子われらに生まれ』、小路紘史監督の『ケンとカズ』、今泉力哉監督の『こっぴどい猫』、崔洋一監督の『月はどっちに出ている』、原一男監督の『ニッポン国VS泉南石綿村』などが配信される。
また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により閉館の危機にある全国のミニシアターとも提携していくことも発表。第1弾として、愛知県名古屋市にある映画館「シネマスコーレ」で製作された10作品が、劇場再開までの期間限定で配信される。全て収益が同劇場に還元されるほか、制作者の希望があれば配信作品ごとに収益を「ミニシアター・エイド（Mini-Theater AID）基金」へ寄付する予定となっている。（編集部・大内啓輔）
シネマスコーレ製作の配信作品（五十音順）
『アーリーサマー』中村祐太郎監督
『運河の伝説』ジョン・ウィリアムズ監督
『Canal try』柳英里紗出演
『せんそうはしらない』神保慶政監督
『NOBIDORANDO』宮本杜朗監督
ほか
「Cinema Discoveries」初月の配信作品一覧（五十音順）
『アイドル・イズ・デッド』加藤行宏監督
『イノセント15』甲斐博和監督
『海にしずめる』田崎恵美監督
『大阪バイオレンス3番勝負 大阪外道 OSAKA VIOLENCE』石原貴洋監督
『幼な子われらに生まれ』三島有紀子監督
『ケンとカズ』小路紘史監督
『こっぴどい猫』今泉力哉監督
『瞬間少女』清水健斗監督
『先生を流産させる会』内藤瑛亮監督
『脱脱脱脱17』松本花奈監督
『月はどっちに出ている』崔洋一監督
『血を吸う粘土』梅沢壮一監督
『ニッポン国VS泉南石綿村』原一男監督
『はらはらなのか。』酒井麻衣監督
『パラレルワールド・シアター』堤真矢監督