ファインド・ミー・フォーリング (2024):映画短評
ファインド・ミー・フォーリング (2024)コニック・Jr.はもちろん助演女優の歌も良い
近年Netflixが量産しているロマコメには「今どき良くこんなものを恥ずかしげもなく作れたな」と思うものもある中で、これは悪くない。落ち込んだ状況にある主人公の人生が異国に来たことで変化するという設定はおなじみながら、次のせりふまで読めるということはないし(最近はそういうのが結構ある)、エンディングも予想したのと微妙に違っていた。映画はややご無沙汰だったハリー・コニック・Jr.は、チャーミングな存在感を発揮していて、好感が持てる。歌手の役とあり、彼の歌声を聴けるのは最初から期待していたが、地元の店で歌う女性メリナを演じるアリ・フミコ・ホイットニーの声も、とても良い。彼女は今後活躍してくかも。
この短評にはネタバレを含んでいます