今年のエミー賞候補は人気スターぞろい!オスカー俳優からカンバーバッチ、懐かしの名子役まで(2/3)
第68回エミー賞
ありえない顔ぶれ!オスカー俳優たちが大挙出演
もはやオスカー俳優がテレビドラマで活躍することなど当たり前となった、昨今の米テレビ業界。近年は映画よりもはるかに野心的で、政治やモラルなどのタブーに斬り込むこともいとわない作品が増えていることもあり、やはり役者として挑戦しがいがあるのだろう。筆頭格は、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」で権力を手に入れるためなら人殺しも辞さない、恐るべき野心を抱く政治家を演じるケヴィン・スペイシー。そして「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル」で息子に執着し続ける母親を怪演したキャシー・ベイツ、「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」で妻とその友人を殺害した容疑で逮捕・起訴された元有名アメフト選手シンプソンの心の闇を体現したキューバ・グッディング・Jr、「オール・ザ・ウェイ(原題)/ All The Way」で激動の時代に立ち向かうジョンソン大統領を支えるファースト・レディを演じたメリッサ・レオ。それぞれのインパクト強烈な大熱演に、オスカー俳優の実力と底力を感じるはずだ。
<エミー賞ノミネート対象>
ケヴィン・スペイシー「ハウス・オブ・カード 野望の階段」ドラマシリーズ部門主演男優賞
キャシー・ベイツ「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル」リミテッドシリーズ/テレビムービー部門助演女優賞
キューバ・グッディング・Jr「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」リミテッドシリーズ/テレビムービー部門主演男優賞
メリッサ・レオ「オール・ザ・ウェイ(原題)/ All The Way」リミテッドシリーズ/テレビムービー部門助演女優賞
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