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今年のエミー賞候補は人気スターぞろい!オスカー俳優からカンバーバッチ、懐かしの名子役まで(3/3)

第68回エミー賞

懐かしいあの人も返り咲き!

エミー賞
アンナ・クラムスキー(C)Todd Williamson / Getty Images マイケル・J・フォックス(C)Jim Spellman / WireImage / Getty Images

 浮き沈みの激しいハリウッドにあって、近年、映画界で落ち目になりつつあった往年のスターがテレビで見事復活するパターンが目立つ。今年のエミー賞候補者に目を向けると、『スパイダーマン』シリーズなどで一世を風靡したキルステン・ダンストが、ドラマ初主演となる「FARGO/ファーゴ」シーズン2でマフィア絡みの事件に巻き込まれる田舎町の美容師を熱演。このところスキャンダルばかりで俳優業はパッとしなかったジョン・トラヴォルタは、実在の弁護士を演じた「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」で久々の高評価。また、パーキンソン病で俳優活動が困難になったマイケル・J・フォックスは、障害を持つ弁護士ケニングを演じる「グッド・ワイフ」で5度目のノミネート。今や当たり役だ。さらに、1991年に『マイ・ガール』で名子役と謳われたアンナ・クラムスキーも、ホワイトハウスのスタッフを演じる政治コメディー「ヴィープ(原題) / Veep」で4度目の候補に。懐かしいスターの健在ぶりを確認できるのも海外ドラマの魅力だ。

<エミー賞ノミネート対象>
キルステン・ダンスト「FARGO/ファーゴ」リミテッドシリーズ/テレビムービー部門主演女優賞
ジョン・トラヴォルタ「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」リミテッドシリーズ/テレビムービー部門助演男優賞
マイケル・J・フォックス「グッド・ワイフ」ドラマシリーズ部門ゲスト男優賞
アンナ・クラムスキー「ヴィープ(原題) / Veep」コメディーシリーズ部門助演女優賞

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