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編集部の受賞予想はコレだ! ~主要6部門を大胆予想~(2/6)

第91回アカデミー賞

各部門の予想結果はこちらから!⇒ 作品賞監督賞主演男優賞主演女優賞助演男優賞助演女優賞

<監督賞>

監督賞ノミネート5人はコチラ>

アルフォンソ・キュアロン 『ROMA/ローマ』 8票

アルフォンソ・キュアロン
Netflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』独占配信中

全米監督協会賞が確実視されているキュアロン監督の受賞の可能性はかなり高い。対抗馬は『ブラック・クランズマン』のスパイク・リーだが、プロモーション力は『ROMA/ローマ』を配信するNetflixに分がある。(入倉功一)

何を撮りたいかという監督としてのビジョンがこれ以上なく明確で、かつそれを実現させてしまう手腕。受賞となればメキシコ人監督が続くことになるが、それを考慮しても並外れた仕事ぶりといえる。(市川遥)

ベネチア国際映画祭の金獅子賞をはじめ、ゴールデン・グローブ賞、ロンドン映画批評家協会賞受賞と、賞レースで優位に立っているキュアロン監督。『ゼロ・グラビティ』以来となる監督賞はほぼ確実か。(倉本拓弥)

自身の幼少期を投影していることもあってか、キュアロン監督じゃなければ生み出せなかった傑作だと思う。大きな起伏があるわけではないのに、じんわりと胸に響くストーリー、高い完成度と芸術性を併せ持っている。(小松芙未)

キュアロン監督が製作、脚本、撮影、編集も手掛けており、監督賞に加えて脚本賞と撮影賞にもノミネートされている。モノクロの映像美、作品全体ににじむ情感は圧倒的で、その手腕を改めて示した。(小山美咲)

半自伝的という作品をここまでダイナミックに撮影したことは高く評価されるべき。客観性がありながらハートフルなドラマ展開はキュアロン監督ならでは。(下村麻美)

なぜだろう。やっぱりキュアロン監督が壇上でスピーチしている姿が目に浮かびます。(中山雄一朗)

生活感が漂う、情緒豊かな映像がとにかく美しく、誰もが人生について思い巡らされる普遍的なパワーがある。この映像はキュアロン監督にしか描けないかも。(山本優実)

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スパイク・リー 『ブラック・クランズマン』 6票

スパイク・リー
(C) 2018 FOCUS FEATURES LLC, ALL RIGHTS RESERVED.

不評が続いたスパイク・リーの完全復活作との呼び声も高いだけに、すでに名誉賞を与えているアカデミー賞協会から、今回は監督賞で最高の復活劇演出のプレゼントをぜひ!(浅野麗)

前哨戦の流れからすると『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロンが有利だが、「戦い続けてきた」スパイク・リーの監督賞初受賞を推したい! 近年のアカデミー賞での反トランプ旋風もふまえると、会員から強い支持を受けそう。(石井百合子)

どの監督もすばらしい作品を作り上げたが、社会派なメッセージを込めながらエンタメ映画として楽しめる手腕はさすが。ハリウッドの異端児スパイク・リーのオスカースピーチが聞きたい!(梅山富美子)

黒人刑事がKKKに潜入という奇想天外な実話を現代に重ね合わせ、エンターテインメントとしても一級品に仕上がっている。ブラック・ムービーの第一人者の“完全復活”を見せつけたといえるだろう。(大内啓輔)

作品賞は『ROMA/ローマ』になると予測すると、監督賞はリー監督が受賞する可能性が高い。重くなりがちな人種問題をコミカルな演出で作り上げた監督の功績は大きい。(香取亜希)

『ROMA/ローマ』が作品賞の場合、スパイク・リーが黒人初の監督賞を受賞し、ダイバーシティを象徴する年になると予想。かつて授賞式への参加を辞退したことのあるリー監督が果たして授賞式に登場するのか、賞を取った場合どんなスピーチを披露するのかにも注目。(吉田唯)

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ヨルゴス・ランティモス 『女王陛下のお気に入り』 2票

ヨルゴス・ランティモス
(C) 2018 Twentieth Century Fox

美しい女性たちのドロドロのぶつかり合いを作り上げたのは、女優たちの名演とランティモス監督の演出力。ランティモス監督の“特異なユーモア”がスピーチでも炸裂するのでは。(海江田宗)

アルフォンソ・キュアロンは確かに超最有力なのですが、作品の面白さではオリジナリティーに溢れまくったランティモス監督の演出が最強かと。エマ・ストーンを始め、女優陣のリミッターを外してぶっ飛ばせるのはさすがでした。(森田真帆)

各部門の予想結果はこちらから!⇒ 作品賞監督賞主演男優賞主演女優賞助演男優賞助演女優賞

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