編集部の受賞予想はコレだ! ~主要6部門を大胆予想~(3/6)
第91回アカデミー賞
各部門の予想結果はこちらから!⇒ 作品賞/監督賞/主演男優賞/主演女優賞/助演男優賞/助演女優賞
<主演男優賞>
ラミ・マレック 『ボヘミアン・ラプソディ』 7票
20キロの増量で話題のクリスチャン・ベイルが最有力と思われたが、受賞結果がほぼオスカーと重なる全米映画俳優組合賞(SAG賞)を獲ったことでラミが大きく前進。フレディ役への評価は絶大で、票が集まる可能性は高い。(入倉功一)
これはもう、ラミを応援したい! という気持ちからでしかない。日本に旋風を巻き起こし、多くの人に感動と歓喜を与えてくれた立役者。製作発表段階の期待を大幅に超えてくれたラミ、ありがとう!(小松芙未)
姿形にこだわるというよりもフレディの魂を演じたということが何よりもこの映画にパワーを持たせている。ラミの持つパワーの大きさは主演男優賞にふさわしい。(下村麻美)
どうしてもラミを応援したい! ゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合賞(SAG賞)も受賞して、追い風な印象も。これはひょっとしてある!?(中山雄一朗)
「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」のハッカー兄ちゃんがここまで素晴らしい俳優に成長するとは、本当に誰が予想したでしょう! 実在の人間の仕草から何から、全てを完璧にコピーしたことはもちろん、彼の複雑な内面を瞳一つで表現した繊細な演技も評価されていると思います。(森田真帆)
ゴールデン・グローブ賞で男優賞を受賞しているラミ。日本で『ボヘミアン・ラプソディ』旋風が巻き起こっていることもあり、この波に乗って受賞してほしいという願いを込めて!(山本優実)
激変ぶりが話題のクリスチャン・ベイルが有力候補とは承知しつつ……全米映画俳優組合賞(SAG賞)受賞など追い風に乗っているラミの存在感も見逃せない。個人的にはパフォーマンスまであれだけ徹底的に再現してみせたラミに取ってほしい!(吉田唯)
クリスチャン・ベイル 『バイス』 5票
ノミネートされた5人中4人が実在の人物を演じた今回。中でも約20キロ増量で役者バカ根性を見せつけたベイルが僅差で再びオスカーを手にしてしまうような気が……。(浅野麗)
「実在の人物はオスカーに近い」というセオリーもあるが、約20キロの増量など一見本人とわからない化けっぷりに驚かされる。『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセンも約14キロ増量しておりキャラクター的にはアカデミー賞好みだが、共演のマハーシャラ・アリに負けている感が否めない。(石井百合子)
もはや職人芸とでも言うべき肉体改造をしたベイルに一票。ベイルがもともとどんな顔だったかもわからなくなる。20代~60代までの演じ分けもすさまじい。(市川遥)
体重を増量するなど、役づくりに一切の妥協を許さなかったベイル。実在の人物を熱演してオスカーに輝いた昨年のゲイリー・オールドマンに続くことができるか。(倉本拓弥)
過去にも数々の作品で肉体改造を遂げ、驚異の役づくりをしてきたベイルが、またもや別人のように激変! やっぱりすごいと思わざるを得ない!(小山美咲)
ウィレム・デフォー 『永遠の門 ゴッホの見た未来』 2票
肉体改造派のクリスチャン・ベイル、圧倒的再現率のラミ・マレックの2大本命がいるが、デフォーも負けていない。印象的な強面顔を凌駕する演技力、そろそろ正しい評価をされてもいいはず。(梅山富美子)
顔が怖いだけのおじさんだと思っていました。ごめんなさい。ゴッホってこんな人なのだと思わせる名演で、主演とはこういうものだといわんばかりの出ずっぱり。ほかの候補者とはレベルが違うのでは?(海江田宗)
ヴィゴ・モーテンセン 『グリーンブック』 2票
インテリな黒人ピアニストと、がさつで自己中心的なイタリア系というキャラクターのコントラストを表現しつつ、ステレオタイプに陥ることのない役づくりに感嘆。その演技に一票。(大内啓輔)
主演男優賞3度目のノミネート。クリスチャン・ベイルが最有力だが、過去に助演男優賞を受賞していることから、今回はヴィゴに初のオスカーを! そっくりですごいで賞は去年の二番煎じ感が否めない。(香取亜希)