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2016年 第73回ベネチア国際映画祭コンペティション部門20作品紹介(6/6)

第73回ベネチア国際映画祭

人生の転機を描く癒やしのドラマ&コメディー

ベネチア国際映画祭

最優秀男優賞(オスカル・マルティネス)

作品名:『エル・シウダダノ・イルストレ(原題)/El Ciudadano Ilustre』
製作国:アルゼンチン、スペイン
監督:マリアノ・コーンガストン・ドゥプラット
キャスト:オスカル・マルティネスノラ・ナバス

ストーリー
名誉ある文学賞を慎んで辞退した作家のマントヴァーニは、母国アルゼンチンからの招待を受け、数十年ぶりに帰国することに。彼の小説は故郷アルゼンチンでの思い出から着想を得たものが多かったが……。

ここに注目: 『ル・コルビュジエの家』で注目を浴びた監督コンビ、マリアノ・コーンガストン・ドゥプラットが手掛けた異色コメディー。長年ヨーロッパで暮らしてきた著名な作家が、久しぶりに祖国アルゼンチンの地を踏んだことから始まるいざこざをブラックユーモアを交えて描写する。『人生スイッチ』オスカル・マルティネスや、『ブラック・ブレッド』ノラ・ナバスらベテラン俳優たちによる熱演に期待が高まる。

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ベネチア国際映画祭
(C)Antonello&Montesi

作品名:『ピューマ(原題)/Piuma』
製作国:イタリア
監督:ローアン・ジョンソン
キャスト:ブル・ヨシミ、ミケーラ・チェスコン

ストーリー:
まだ若いケイトとフェッロはごく普通のカップルだったが、予想外の妊娠で人生が一変する。子どもが生まれてくるまでの9か月の間、彼らは戸惑いながらも家族や友人たちと共に親になる準備をしていく。

ここに注目:
予期せぬ妊娠に戸惑う若いカップルと、彼らを取り巻く家族や友人たちのドタバタ劇をコミカルに描き出す。マルコ・ベロッキオ監督作『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』などのミケーラ・チェスコンらが出演。

ベネチア国際映画祭

作品名:『ディーズ・デイズ(英題)/ These Days』
製作国:イタリア
監督:ジュゼッペ・ピッチョーニ
キャスト:マルゲリータ・ブイマルタ・ガスティーニ

ストーリー:
イタリアの田舎町に暮らす4人の女子大生のうち一人がセルビアのベオグラードへ行くことになり、ほかの3人も同行することに。ほんの数日間の旅だったが、彼女たちの関係は唯一無二のものになる。

ここに注目:
『ローマの教室で~我らの佳き日々~』などのイタリアの名匠ジュゼッペ・ピッチョーニ監督の新作は、女子大生グループの友情を描いたロードムービー。本映画祭のコンペ部門へは、男優賞と女優賞をW受賞した『ぼくの瞳の光』以来となる2度目のノミネート。『母よ、』などのイタリアを代表する女優マルゲリータ・ブイや、『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』の俳優フィリッポ・ティーミらが出演。

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