無常素描 (2011):作品情報
無常素描 (2011)見どころ
『ただいま それぞれの居場所』の大宮浩一監督が、東日本大震災から約1か月たった被災地にカメラを向けたドキュメンタリー。激しい大地震と津波の爪跡が深く残る場所を訪れつつ、その後も必死に生きている人々の姿と、救援活動に臨む者たちの姿を静かに映し出す。地名や人の名前を明記することなく、カメラはただそこにあるがままの風景と人々の息遣いを追い掛ける。決して忘れることのできない大震災の痕跡に、ただ言葉を失うばかりだ。
あらすじ
東日本大震災からおよそひと月後、東北地方を走る車の窓の外には、がれきの山と化したかつての漁港や荒涼とした農地の跡が広がっていた。半壊した家の住人や避難所で暮らす高齢者、漁業や農業に携わる人々が今の心境を語り始める。それぞれの言葉は重く、将来に大きな不安を抱きつつ生きる被災者のリアルな姿が映し出される。
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映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 配給
-
- 東風
- 技術
- カラー/HD
- (オーディトリウム渋谷 ほか)
- リンク
- 公式サイト