光のノスタルジア (2010)：作品情報

見どころ

天文観測点として世界随一の環境である一方、独裁政権下で行方不明になった政治犯たちの遺骨が埋まるチリのアタカマ砂漠を取材したドキュメンタリー。観測のために集まる世界中の天文学者がいる中で、片や家族の遺骨を捜して砂漠を掘り起こそうとする人々の姿を映す。監督は、チリのドキュメンタリー作家のパトリシオ・グスマン。天文学から思い描く永遠のごとき時間と、愛する者を失った人たちの止まってしまった時間を表現し、深い余韻を残す。

あらすじ

チリのアタカマ砂漠は平均的に標高が高い場所で、雨がほとんど降らず空気が乾燥しており、天文観測拠点として世界から天文学者が訪れる。一方、宇宙を観測する天文学者の傍らには、独裁政権下で政治犯として捕まった家族の遺骨を掘り起こす女性たちの姿があった。

映画短評

平沢 薫 ★★★★★ ★★★★★

宇宙の広大さと、今、此処が交差する

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スタッフ

監督・脚本

• パトリシオ・グスマン

プロデューサー

• レナート・サッチス

撮影

• カテル・ジアン

天文写真

• ステファン・ガイザード

映画詳細データ

英題

NOSTALGIA FOR THE LIGHT

製作国

フランス／ドイツ／チリ

製作

• アタカマ・プロダクションズ

配給

• アップリンク

技術

カラー／1:1.85

リンク

公式サイト