キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー (2013):映画短評
キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー (2013)氷川きよし似タイガー・チェンが、スゴいのなんの!
キアヌ・リーブス初監督作ながら“限定公開“とは名ばかりのDVDスルー。その判断を後悔させるようなアクション映画の快作だ。しかもブルース・リーの『燃えよドラゴン』を彷彿とさせる香港系というのが嬉しいじゃないか。主演は『マトリックス』のアクション監督を務めたタイガー・チェン! その腕前は確かで、闇ファイトクラブで太極拳を駆使して次々と強敵たちをぶちのめしていく姿に痺れまくり。大取のVS.キアヌ戦が一番へなちょこというオチまで楽しめる、大スクリーンでこそ映える作品だ。
こんな事態になったのは『47RONIN』の影響だが、それかてキアヌのせいじゃないし。何はともあれ、本作で名誉挽回だ。
この短評にはネタバレを含んでいます