ビーキーパー (2024):映画短評
ビーキーパー (2024)王道の正義感でガンガン引っ張るポップコーン映画
静かに引退生活を送る無口な一匹狼が実はすごいスキルと経験を持っており、復讐のためにその力を発揮することになるという、お馴染みの設定。ジェイソン・ステイサムは、ぴったりの俳優。「ジョン・ウィック」を凌ぐほどの斬新さはないものの、お得意のアクションをノンストップで披露する。せりふも表情の幅も少ないこの役で、ステイサムの見せ場はまさにそこ。ストーリーは弱いものの、社会の弱者から金を盗むひどい男たちをやっつけるという正義に満ちた王道のミッションで強引に引っ張る。ジェレミー・アイアンズがなぜ出たのか不思議ながら、B級ポップコーン映画として気楽に見るべき映画。
この短評にはネタバレを含んでいます