エレニの帰郷 (2008):作品情報
エレニの帰郷 (2008)見どころ
『永遠と一日』などのギリシャの巨匠、テオ・アンゲロプロスの遺作となった、1953年から半世紀に及ぶ男女3人の愛を描く恋愛ドラマ。スターリンの死やベトナム戦争といった出来事を背景に、時代に翻弄(ほんろう)されるヒロインと、彼女が愛をささげる恋人、ヒロインを愛するイスラエル難民の関係を、映画監督であるヒロインの息子の視点でつづる。出演は『ハンター』などのウィレム・デフォー、『ふたりのベロニカ』などのイレーヌ・ジャコブなど。ギリシャからシベリア、さらに世界中を駆け巡るヒロインの激動の運命に圧倒される。
あらすじ
20世紀末、チネチッタ撮影所。映画監督のA(ウィレム・デフォー)は両親の人生を映画にしようとしていた。Aの母エレニ(イレーヌ・ジャコブ)は大学生の頃、秘密警察に逮捕され脱走。ギリシャ難民の町で恋人スピロス(ミシェル・ピッコリ)と再会する。しかし、スターリン死去による混乱で、再び逮捕された二人と、エレニの友人でイスラエル難民のヤコブ(ブルーノ・ガンツ)はシベリア送りになってしまう。
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キャスト
スタッフ
- 監督・脚本
映画詳細データ
- 英題
- THE DUST OF TIME
- 製作国
- ギリシャ/ドイツ/カナダ/ロシア
- 配給
-
- 東映
- 技術
- カラー
- リンク
- 公式サイト