あやつり糸の世界 (1973):作品情報
あやつり糸の世界 (1973)見どころ
『リリー・マルレーン』や『マリア・ブラウンの結婚』でニュー・ジャーマン・シネマの旗手となった、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーによるSFサスペンス。未来社会の研究者が、現実世界とそれに相似した仮想世界の間で奇妙な出来事に遭遇する姿を中心に、前後編に分けて描く。『戦争のはらわた』などのクラウス・レーヴィッチェや『アルファヴィル』などのエディ・コンスタンティーヌが出演。『マトリックス』などに先駆ける多層世界の設定、鏡を駆使した画面設計などビジュアルに注目。
あらすじ
未来研究所のシュテイラー博士(クラウス・レーヴィッチェ)は、仮想世界を作り出して未来社会を厳密に予測する“シミュラクロン”の開発主任を前任者から引き継ぐ。ある日、保安課長のラウゼが行方をくらまし、エーデルケルンという別の人物が取って代わっていた。その後シミュラクロンの実験により自ら仮想世界に入り込んだシュテイラーは、そこでラウゼを発見し……。
映画短評
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キャスト
- クラウス・レーヴィッチェ(フレッド・シュティラー博士)
- マーシャ・ラベン(エヴァ・フォルマー)
- カール=ハインツ・フォスゲラウ(ヘルベルト・ジスキンス所長)
- アドリアン・ホーフェン(ヘンリー・フォルマー教授)
- イヴァン・デズニー(ギュンター・ラウゼ)
- バルバラ・ヴァレンティン(グロリア・フロム)
- ギュンター・ランプレヒト(フリッツ・ヴァルファング)
- ヴォルガング・シェンク(フランツ・ハーン)
- マルギット・カルステンセン(マヤ・シュミット=ゲントナー)
- ウーリー・ロメル(記者ルップ)
- ヨアヒム・ハンセン(ハンス・エーデルケルン)
- クルト・ラーブ(マーク・ホルム)
- ゴットフリード・ジョン(アインシュタイン)
- エル・ヘディ・ベン・サレム(ボディーガード1)
- イングリット・カーフェン(編集部秘書)
- エディ・コンスタンティーヌ(車中の男)
- クリスティーネ・カウフマン(パーティー客)
- ヴェルナー・シュレーター(パーティー客)
- マグダレーナ・モンテツマ(パーティー客)
- カトリン・シャーケ(転移室スタッフ)
- ルドルフ・ヴァルデマル・ブレム(病院スタッフ)
- ペーター・カーン(介護人1)
- ソランジュ・プラーデル(マレーネ・ディートリヒ演者)
スタッフ
- 監督・脚本
- 脚本・助監督
- 脚本
- 音楽
- 撮影
- 美術
- 衣装
- 助監督
- 編集
- 製作
映画詳細データ
- 英題
- WELT AM DRAHT
- 製作国
- 西ドイツ
- 提供・配給
-
- アイ・ヴィー・シー
- オリジナル製作
-
- 西部ドイツ放送
- 技術
- カラー/デジタル
- (ユーロスペースほか)