俺たち文化系プロレスDDT (2016):映画短評
俺たち文化系プロレスDDT (2016)パワポ・プレゼン付上映で笑い倍増
松江哲明監督は人の欠点やコンプレックスをイジって笑いに昇華させ、チャーミングに見せてしまう才覚がある。
その監督とエンタメを追究するDDTが出会うべくして出会い、プロレス史に残る一戦の舞台裏を記録。
監督の運の強さと嗅覚の鋭さにも身震いする思い。
DDTが中心だが、見えてくるのはスポーツだがショーであるプロレス興行の奥深さ。
試合を点ではなく、因縁や挑戦を絡ませて線で繋げてドラマを生む構成力に惚れ惚れする。
プロレスをあまり知らない人は、
スーパー・ササダンゴ・マシンのパワポ・プレゼン付上映がオススメ。
どれだけ笑いに貪欲なのだと泣き笑いすることだろう。
この短評にはネタバレを含んでいます