立ち去った女 (2016):作品情報
立ち去った女 (2016)見どころ
第73回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したドラマ。無実の罪で30年も投獄されていた女が、自分を陥れたかつての恋人に復讐(ふくしゅう)しようと旅する姿を追う。メガホンを取るのは『北(ノルテ)-歴史の終わり』などのラヴ・ディアス。プロデューサーとしても活躍しているチャロ・サントス=コンチョをはじめ、ジョン・ロイド・クルーズ、マイケル・デ・メッサらが出演する。ロシアの文豪トルストイの短編からインスパイアされたという物語に注目。
あらすじ
恋人だったロドリゴ(マイケル・デ・メッサ)によって、無実にもかかわらず殺人の罪で30年も投獄されたホラシア(チャロ・サントス=コンチョ)。出所したホラシアは、復讐(ふくしゅう)を果たそうとロドリゴを捜す旅に出る。アヒルの卵を売る男、物乞いをして食いつなぐ女、心と体に傷を抱えた謎めいた女(ジョン・ロイド・クルーズ)ら、行く先々で出会うさまざまな者たちにホラシアは優しく接する。そんな彼女に心を打たれた者たちの協力もあって、ホラシアは少しずつロドリゴに近づいていき……。
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キャスト
- チャロ・サントス=コンチョ(ホラシア/レナータ)
- ジョン・ロイド・クルーズ(ホランダ)
- マイケル・デ・メッサ(ロドリゴ)
- シャマイン・センテネラ・ブエンカミノ(ペトラ)
- ノニー・ブエンカミノ(バロット売り)
- マージ・ロリコ(ミネルバ)
- メイエン・エスタネロ(ネナ)
- ロメリン・セイル(女)
- ラオ・ロドリゲス(男(密輸人))
- ジーン・ジュディス・ハビエル(マメン)
- メイ・ペイナー(刑務所所長)
- カカイ・バウティスタ(荷車の女)
スタッフ
- 監督・脚本・編集・撮影
- エグゼクティブプロデューサー
- アソシエイトプロデューサー
- プロダクションマネージャー
- アシスタントプロダクションマネージャー
- アシスタントディレクター
- プロダクションデザイナー
- サウンドエンジニア
- アシスタントサウンドエンジニア
- 衣装・スタイリスト
- メイクアップアーティスト
- 特殊メイク
- アートディレクター
- 制作アシスタント
- 編集アシスタント
- 字幕・ポストプロダクションスーパーバイザー
- テクニカルスーパーバイザー
- カラーグレーディング
- テクニカルスタッフ(ポストプロダクション)
映画詳細データ
- 英題
- THE WOMAN WHO LEFT
- 製作国
- フィリピン
- 配給
-
- マジックアワー
- 技術
- モノクロ/1.85:1 / DCP
- (シアター・イメージフォーラムほか)
- リンク
- 公式サイト