トウキョウ・リビング・デッド・アイドル (2018):映画短評
トウキョウ・リビング・デッド・アイドル (2018)パルクール・ゾンビVS最強アイドル!
アイドルを取り巻く状況と、ゾンビ映画のエッセンスをかき混ぜて、笑いで煮詰めたポップなエンタテインメント。
ゾンビ映画にしては血糊の量が少ないし、展開も行き当たりばったりだが、それが減点にならないのはアクションのテンポの良さゆえ。剣げきや、ゾンビによるパルクールなど、スピード感あふれる見せ場が要所に炸裂。一見バカ映画ながら、ホロリとさせる瞬間があるのもいい。
特筆すべきは、やはりヒロイン活劇の側面。『咲-Saki-』『人狼ゲーム』でアクションセンスを匂わせ、今回は全身でそれを発揮した浅川梨奈はもちろん、女子高生ゾンビハンターにふんした星守紗凪のスタントも目を見張るものがある。
この短評にはネタバレを含んでいます