トレジャー・オブ・ムージン 天空城の秘宝 (2018):映画短評
トレジャー・オブ・ムージン 天空城の秘宝 (2018)バラエティ豊かで楽しい中華アドベンチャー・ファンタジー
‘80年代を舞台にトレジャーハンターたちの活躍を描く、中国でベストセラーとなったオンライン小説シリーズの映画化。実はこれが3年ぶりに作られた第2弾で、前作は日本未公開のままなのだが、ストーリー的な関連性は殆どないため無問題だろう。太古の昔にかけられた呪いを解くため、そのカギとなる秘宝を探し求めて天空の城を目指す主人公たちだが、しかし彼らの行く手には奇々怪々なモンスターたちが次々と待ち受ける。CGやワイヤーワークに頼りすぎて嘘っぽく見えてしまうアクションは、ハリウッドの悪いところを真似しがちな中華エンタメ映画らしい欠点だが、手を変え品を変えのバラエティ豊かなモンスター・バトルは素直に楽しい。
この短評にはネタバレを含んでいます