デュラン・デュラン:ハリウッド・ハイ (2022):映画短評
デュラン・デュラン:ハリウッド・ハイ (2022)
ロサンゼルスの夜に映えるルーフトップコンサート
デュラン・デュランのコンサート映画としては『~アンステージド』以来11年ぶり。あちらはデビッド・リンチのアートフィルムの要素が強かったが、こちらは彼らのバンドアンサンブルの魅力を存分に味わえる。
”ハリウッド・ハイ"と言ってもLAの有名なコンサート会場ではなく、ハリウッドのビルの屋上。いわばデュラン・デュラン版ルーフトップコンサートで、ステージ上の彼らのパフォーマンスを、ドローンを含むカメラ7~8台でしっかりとらえている。
LAの夜景やキャピトルレコードのビル、ハリウッドサインも雰囲気満点。ウクライナ紛争を意識してプレイされた“オーディナリー・ワールド”がシミた。
この短評にはネタバレを含んでいます