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メリーおばさんのひつじ (2023):映画短評

メリーおばさんのひつじ (2023)

2024年9月6日公開 80分

メリーおばさんのひつじ
(C) 2022 Dark Abyss Productions Ltd
相馬 学

顔はラムでも、やることはレザーフェイス!?

相馬 学 評価: ★★★★★ ★★★★★

 プロダクションは近年、怪作を連打して勢いに乗っている製作会社ダーク・アビス、プロデューサーに『プー あくまのくまさん』シリーズの監督&製作コンビ。いやはや、英国インディーズホラーのシーンは元気だ。

 童謡に題材を得た本作は『悪魔のいけにえ』のイギリス版、はたまた森バージョンというべきか。殺人鬼のルックは羊の頭部を持つ以外はレサーフェイスだし、チェーンソーを振り回すシーンもあるし、結末にもオマージュが垣間見える。

 空間&時間設定には無理があるが、その強引さ込みで楽しむのがZ級映画の流儀。ホラー好きとしては、プロットよりスプラットを優先した意気を買う。

この短評にはネタバレを含んでいます
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