ゼンブ・オブ・トーキョー (2024):映画短評
ゼンブ・オブ・トーキョー (2024)ストレートなアイドル映画
最近はアイドルをメインキャストに据えていながら、いわゆる”アイドル映画的なスタイル”を避けて通っている映画が多いと感じています。そんな中で本作はストレートな青春アイドル映画となっていて、逆に新鮮さを感じるほどでした。監督に熊切和嘉監督というのもあっと驚くチョイスですが、意外なほどの手際の良さで、この路線ももっとあっても良いのではないかと思いました。一応物語の主人公は決まっていますが、基本的に日向坂46四期生の面々がほぼ平等に描かれているのもお見事でした。それで90分を切る上映時間なのも好印象です。
この短評にはネタバレを含んでいます