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カルキ 2898-AD (2024):映画短評

カルキ 2898-AD (2024)

2025年1月3日公開

カルキ 2898-AD
(C) 2024 VYJAYANTHI MOVIES. All Rights Reserved.
平沢 薫

インド流スケールの神話系未来SFアドヴェンチャー

平沢 薫 評価: ★★★★★ ★★★★★

 ガジェットもVFXも満載のド派手なSFアドヴェンチャー映画好きに朗報。今やそういう映画はインドで製作されている。インド神話をモチーフにしつつ、洗練とは関係なく直球でこの方面の愛好家の好物を山盛り。『スター・ウォーズ』で『マッドマックス』で『マトリックス』で『アバター』で『ブラックパンサー』で『アリータ:バトル・エンジェル』も入れつつ、デザイン面は曼荼羅風があったりと東洋系、インド風な仕様。

 加えて、時間に関するスケール感も、きっとインド流。"運命の子"が誕生するのは6000年に一度という、気の遠くなるような間隔。映画の尺も、2D版は168分、IMAX版は180分という大盤振る舞いだ。

この短評にはネタバレを含んでいます
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