カルキ 2898-AD (2024):映画短評
カルキ 2898-AD (2024)インド流スケールの神話系未来SFアドヴェンチャー
ガジェットもVFXも満載のド派手なSFアドヴェンチャー映画好きに朗報。今やそういう映画はインドで製作されている。インド神話をモチーフにしつつ、洗練とは関係なく直球でこの方面の愛好家の好物を山盛り。『スター・ウォーズ』で『マッドマックス』で『マトリックス』で『アバター』で『ブラックパンサー』で『アリータ:バトル・エンジェル』も入れつつ、デザイン面は曼荼羅風があったりと東洋系、インド風な仕様。
加えて、時間に関するスケール感も、きっとインド流。"運命の子"が誕生するのは6000年に一度という、気の遠くなるような間隔。映画の尺も、2D版は168分、IMAX版は180分という大盤振る舞いだ。
この短評にはネタバレを含んでいます