浅野忠信が都内で記者会見!「授賞式に行きたい!」と喜び語る
第80回アカデミー賞
映画『モンゴル』が第80回アカデミー賞外国語作品部門にノミネートされたことを受け、主演の浅野忠信が喜びの会見を開いた。本作は日本の配給会社が決まっておらず、作品に関する情報が極端に少なかったことから、浅野から直接作品の全ぼうを聞き出そうと大勢のマスコミが集まった。
ノミネーションの感想を聞かれ、「最高にうれしかった! 本当に大変な撮影だったので、その苦労が報われた気がします」と晴れやかな表情で応えた。チンギス・ハーンを演じた浅野は、7か月間にも及んだ撮影時の苦労を振り返り「全編モンゴル語での撮影だったので、モンゴル語を必死で勉強しました。あとは乗馬ですね。大きなけがはしなかったですが、小さなけがは絶えなかったです。でも今はどれもいい思い出です」と満足げな表情を浮かべていた。
アカデミー賞授賞式へ参加するのかどうかについては「呼んでくださるならぜひ行きたいです。僕にはアメリカの血が入っているので、昔からアメリカは身近に感じているんです」と自らのルーツについても触れた。また、家族の反応については「妻も大喜びしています。子どもも訳もわからず“ノミネートされたらしいじゃん”と喜んでくれました」とうれしそうに語った。現在、アメリカではストの影響で授賞式の開催が危ぶまれているが、予定通り現地時間の2月24日(日本では25日)に開催されれば、浅野が家族を連れ立ってレッドカーペットを歩く姿が見られるかもしれない。
映画『モンゴル』は、モンゴルを統一したチンギス・ハーンの人生を描いた作品。幼少期から青年期をへてチンギス・ハーンとなり、モンゴルを統一するまでを描く。本作は3部作の第1部となり、2部以降の製作については未定。すでに2007年にロシアで公開され大ヒットしたほか、アメリカをはじめ世界30か国以上での公開が決まっている。日本の配給会社は近日中に正式発表され、年内の公開を予定している。
映画『モンゴル』は2008年公開予定
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