祝29歳！マルフォイ役トム・フェルトン、実は超いいやつ伝説

　9月22日は、映画『ハリー・ポッター』シリーズのドラコ・マルフォイ役でおなじみの俳優トム・フェルトンの誕生日！　今年29歳を迎えるトムは、実はとってもいい人として知られています。そんな彼のマルフォイのイメージとはかけ離れた素顔を紹介します。（編集部・吉田唯）

■伝説1:精神の成熟度がハンパない！

　子役として大成功をおさめたスターは、華々しい舞台での活躍と引き換えに普通の子供としての生活を犠牲にすることも多いのが芸能界。トムも映画への出演と引き換えに子供時代を失った一人で、「あの年月は二度と取り返せないし、値段がつけられるものじゃないよ」と語っています。シリーズの撮影が終了すると、「今からがスタート」とキャリアについて冷静に語るなど、精神の成熟度がとてつもないです。

■伝説2:理不尽なクレームにも紳士全開

　『ハリー・ポッター』シリーズのイメージはやはりどこまでいってもついてくるそう。ダニエル・ラドクリフのファンから、ハリーをいじめるなという手紙をもらったり、ファンから「名前をマルフォイに変えろ」と奇妙なメールが届いたりと、悪役として人々の記憶に残るキャラクターを演じたからこその悩みもあるようです。でも、そうしたことにただ苦言を呈すのではなく、自分の意見も述べつつ紳士的に、ポジティブに対応。外見だけでなく、内面もイケメンだなんて……。

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■伝説3:エマ・ワトソンの初恋の人！

　そんなトムですが、やはり『ハリー・ポッター』シリーズは彼にとって大切な作品なようで、J・K・ローリングが提供するウェブサイト「Pottermore」の「組分けの儀式」でグリフィンドール入りし、落ち込んでいる様子が話題に。そう、素顔はなんともお茶目なんです。彼の魅力にはまってしまうのはファンだけではありません。なんと、エマ・ワトソンが初恋相手はトムだったと明かしたことも！

■伝説4:日本への愛がすごい！

　これまでたびたび来日しているトムは、日本への愛にもあふれています。東日本大震災の直後から、「頑張れ　日本!!」の文字と直筆サインプリント入りのチャリティーTシャツを製作・販売して売り上げを寄付、現地でのたんぱく質不足を聞きつけるや2,000個の温泉卵を被災地に届けたり、熊本地震の際も支援を呼びかけました。さらに、自身が出演していない映画のジャパンプレミアに飛び入り参加したりと、サービス精神あふれる姿もステキです。『ハリー・ポッター』の世界を再現したエリアがユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）にグランドオープンした際、その前夜祭にルーナ役のイヴァナ・リンチと共に駆けつけたことも（やっぱりマフラーはスリザリン！写真）。

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■そんなトムの現在

　トムは現在も映画やドラマで活躍。今年5月にはイエス・キリストの復活を題材にした映画『復活』が日本公開されたばかりです（しかも役名が“ルシウス”！）。さらに、人気ドラマ「THE FLASH/フラッシュ」にレギュラー入り。先日閉幕したばかりの第41回トロント国際映画祭では、伝記映画『ア・ユナイテッド・キングダム（原題） / A United Kingdom』のワールドプレミア上映に登場しました（ネクタイおしゃれ！最新のトム写真ギャラリー）。