助演女優賞ノミネート&受賞結果Actress in a Supporting Role - Winner & Nominees
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エイミー・アダムス 『バイス』Amy Adams 'Vice'
- 1974年8月20日生まれ
- イタリア・ヴェネト出身
イタリアで生まれ、アメリカ・コロラド州で高校時代を過ごす。『わたしが美しくなった100の秘密』(1999)で映画デビューし、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)でレオナルド・ディカプリオの恋人役として注目された後、『ジューンバッグ(原題) / Junebug』(2005)で初めてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされる。その後は、『ダウト ~あるカトリック学校で~』(2008)『ザ・ファイター』(2010)『ザ・マスター』(2012)で4度の助演女優賞候補に。『アメリカン・ハッスル』(2013)では主演女優賞にノミネートされ、もはや常連となったトップ女優が、5度目の正直で栄光を手にするか。
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マリーナ・デ・タビラ 『ROMA/ローマ』Marina de Tavira 'Roma'
Netflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』独占配信中- 1974年11月30日生まれ
- メキシコ・メキシコシティ出身
メキシコシティの演劇学校などで演技を学ぶ。女優デビューは庶民的なソープオペラだったが、その後着実にキャリアを積み、舞台や映画、テレビドラマで活躍する。『ザ・マミー』(2017)のイッサ・ロペス監督や、『アマロ神父の罪』(2002)でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたカルロス・カレラ監督らとの仕事の機会に恵まれ、メキシコでは確固たる地位を築いている。とはいえ、海外ではほぼ無名の女優。今回のダークホースとして関心が集まる。
主な出演作『ROMA/ローマ』(2018)
『アナ・イ・ブルーノ(原題) / Ana y Bruno』(2017)
『ビエント・エン・コントラ(原題) / Viento en contra』(2011)
『カシ・ディバス(原題) / Casi divas』(2008)
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レジーナ・キング 『ビール・ストリートの恋人たち』Regina King 'If Beale Street Could Talk'
- 1971年1月15日生まれ
- アメリカ・カリフォルニア州出身
人気テレビシリーズ「227」でキャリアをスタートさせ、『ボーイズ・ン・ザ・フッド(原題) / Boyz n the Hood』(1991)で映画デビュー。『ザ・エージェント』(1996)や『エネミー・オブ・アメリカ』(1998)などの大作に次々と出演し頭角を現す。Netflixオリジナルサスペンスドラマ「運命の7秒」では、エミー賞リミテッドシリーズ部門の主演女優賞を受賞。テレビシリーズ「スキャンダル4 託された秘密」では監督も手がけるなど、多才な演技派女優の躍進に熱い視線が注がれる。
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エマ・ストーン 『女王陛下のお気に入り』Emma Stone 'The Favourite'
- 1988年11月6日生まれ
- アメリカ・アリゾナ州出身
幼い頃より地元の劇団に所属し、本格的に女優になるべくロサンゼルスに移住。2007年に『スーパーバッド 童貞ウォーズ』で映画デビューし、『小悪魔はなぜモテる?!』(2010)でブレイク。『アメイジング・スパイダーマン』(2012)のヒロインとして一躍脚光を浴び、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)で初のアカデミー賞助演女優賞候補に。二度目のノミネートとなった『ラ・ラ・ランド』(2016)で主演女優賞を手にした。話題作が続く若き演技派女優が、再び助演女優賞候補に。
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レイチェル・ワイズ 『女王陛下のお気に入り』Rachel Weisz 'The Favourite'
- 1970年3月7日生まれ
- イギリス・ロンドン出身
名門ケンブリッジ大学で英文学を専攻すると同時に劇団を結成し、舞台を中心に活躍。1994年に『デスマシーン』でスクリーンデビューし、『チェーン・リアクション』(1996)でハリウッド進出する。『ハムナプトラ』シリーズのような大作から『アバウト・ア・ボーイ』(2002)、『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(2007)のような作品まで、幅広い演技力を見せ、『ナイロビの蜂』(2005)で見事アカデミー賞助演女優賞の栄誉に輝いた。『ロブスター』(2015)に続き二度目のタッグとなるヨルゴス・ランティモス監督の最新作で、再び助演女優賞の候補となった。