斎藤工&板谷由夏『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』などイチオシ映画談
はみだし映画工房
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最新の劇場公開作品から今回ピックアップされたのは『夜明けまでバス停で』『マイ・ブロークン・マリコ』『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』『愛する人に伝える言葉』『千夜、一夜』『ドライビング・バニー』の6本。
ゴールデン・グローブ賞やエミー賞など数々の賞に輝いた「ダウントン・アビー」シリーズの映画版第2弾『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』。歴史的に起きていることと貴族一家を対比的に描いているのがポイントと中井圭。
「はみだし映画工房」とは……WOWOWシネマで放送中の映画情報番組「映画工房」とシネマトゥデイとのコラボ企画。無類の映画好きの斎藤工と板谷由夏、そして映画解説者の中井圭が、最新の劇場公開作品について毎回ゆるいトークを繰り広げます。
“はみだし”ていない方、毎週金曜放送中「映画工房」本編はWOWOWホームページで配信中!
9月下旬から10月上旬のイチオシ作品はコレ!
『夜明けまでバス停で』10月8日公開
『BOX 袴田事件 命とは』などの高橋伴明監督が、2020年冬に日本で起きた事件をモチーフに撮り上げたドラマ。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で仕事と住まいを失い、バス停で寝泊まりせざるを得なかった女性を通じ、社会的孤立を描く。 【⇒作品情報はこちら】
『マイ・ブロークン・マリコ』9月30日公開
文化庁メディア芸術祭マンガ部門で新人賞に輝いた平庫ワカのコミックを映画化。長年にわたり父親から虐待されていた親友の死を知った女性が、遺族から遺骨を奪って旅に出る。『四十九日のレシピ』などのタナダユキがメガホンを取り、同監督作『ふがいない僕は空を見た』などの向井康介が共同で脚本を担当。 【⇒作品情報はこちら】
『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』9月30日公開
20世紀初頭のイギリスの大邸宅に暮らす貴族一家と使用人たちの生活を描く『ダウントン・アビー』シリーズの映画版第2弾。ダウントンで映画撮影が行われる中、先代伯爵夫人の予期せぬ相続話を巡って騒動が巻き起こる。監督を『黄金のアデーレ 名画の帰還』などのサイモン・カーティス、脚本をシリーズ初期から携ってきたジュリアン・フェロウズが担当。 【⇒作品情報はこちら】
『愛する人に伝える言葉』10月7日公開
がんにより余命宣告を受けた男とその母親が、限られた時間の中で人生の整理をしながら死と向き合う姿を描くヒューマンドラマ。『太陽のめざめ』などのエマニュエル・ベルコがメガホンを取り、同作で脚本を手掛けたマルシア・ロマーノが共同で脚本を担当。 【⇒作品情報はこちら】
『千夜、一夜』10月7日公開
日本では毎年数万人規模で届け出がされる行方不明者を題材にしたドラマ。30年前に姿を消した夫が帰ってくることを信じる女性が、同じように失踪した夫を捜す女性と出会う。監督を務めるのは『家路』などの久保田直。 【⇒作品情報はこちら】
『ドライビング・バニー』9月30日公開
幼い娘に会うことのできない事情を抱える母親が、娘を奪還しようと奮闘する姿をユーモアを交えて描いたヒューマンドラマ。娘と離れて暮らす状況で必死に生きる主人公が、怒りのあまり立てこもり事件を起こす。 【⇒作品情報はこちら】
【シネマトゥデイ厳選作品はこちら!】
『アイ・アム まきもと』(9月30日公開)
『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』(9月30日公開)
『ドライビング・バニー』(9月30日公開)
『マイ・ブロークン・マリコ』(9月30日公開)
『四畳半タイムマシンブルース』(9月30日公開)
『愛する人に伝える言葉』(10月7日公開)
『千夜、一夜』(10月7日公開)
『夜明けまでバス停で』(10月8日公開)