■アナ・ポップルウェル、「サプライズ・パーティは最高だったわ」
映画の撮影中で楽しかったことを聞かれたアナ・ポップルウェルが、ジョージー・ヘンリーの9歳の誕生日に企画されたサプライズ・パーティが最高だったと語った。
「あんなすごいバースデーは見たことないわ。400人のスタッフとキャストが全員でハッピー・バースデーを歌ったの。で、撮影中に控え室がパーティ会場に早変わり。
ジョージーには内緒で撮影の合間にケーキとかビスケットとかを用意して、撮影が終わったときにはすごいパーティが準備されていたの。ジョージーの驚いた顔は最高だったわ」とうれしそうに語った。
■スカートでの演技は大変?
ルーシーを演じたジョージー・ヘンリーが、女の子だけが体験した撮影の苦労話を語った。
ポンプで水が汲み上げられる仕組みになっており、水浸しになって大変だったという滝のシーン。
「アナ(ポップルウェル)がポンプの上に立つと必ず水が噴き出して、スカートがめくれ上がってばっかり。偶然だったのか、わざとだったのか、アナは悩んでたわ」とジョージー。
そんなジョージーも、サンドウィッチを食べるシーンで失敗をしたらしい。「食べ始めると「ジョージー!ジョージー!」って言われるから何かと思ったら、毛皮のコートがはだけてパンツが見えちゃってたの」と苦笑い。
「でもチーズとジャムのサンドウィッチは最高だったわ!」と付け加えた。
■アナ・ポップルウェル、お気に入りはビーバーのシーン!
アナ・ポップルウェルが映画の中でもビーバーの家でのシーンが特に気に入っているとインタビューで語った。
「映画の中では逃げたり、怖がったりという感情的なシーンが多かったけど、ビーバーの家のシーンは珍しく笑いのあるシーンだったの。監督は私たちを笑わせようと一生懸命だった。とても楽しかったのを覚えているわ」とアナ。
一方、一番難しかったシーンは死のシーンだったそう。「とても難しいシーンだったわ。でも撮影を終えた時には大きな満足感が得られた」と語った。
■ティルダ・スウィントン、「私のナルニア国はスコットランド」
ティルダ・スウィントンが、『ナルニア国物語』をスコットランドで撮影すべきだったと語った。
「私のナルニア国はスコットランドよ。本当に魔法のような場所だわ」という。ロンドンの暮らしに疲れたというスウィントンは、劇作家の夫と双子の息子たちと一緒にスコットランドの高地ネアンに住んでいる。
そのスコットランド高地が、白い魔女の役作りへのインスピレーションを与えてくれたそうだ。
「ネアンの暮らしは何事にも変えられないくらい素敵よ。ここで撮影をすればよかったのに」とスウィントンはうれしそうに語った。
■ティルダ・スウィントン、プライベートでも子供に怖がられる覚悟
ティルダ・スウィントンが、映画を観た子供たちが白い魔女を怖がることはわかっていたというが、プライベートでも怖がられる覚悟をしなくてはならないと気がついたようだ。
「友人が昔、ニューヨークの地下鉄に乗っていたときに、前に座っていた女性を見て凍り付いてしまったらしいの。
最初はなぜだがわからなかったというんだけど、子供の頃に観た『オズの魔法使い』の西の国の魔女を演じた女優さんだったことに後で気がついたんですって。私もそうやって子供に恐ろしい印象を与えてしまうんでしょうね」と語った。
■ティルダ・スウィントン、大声よりも冷たさで怖さを演出
白い魔女を演じたティルダ・スウィントンは、役作りの段階で怖さとは何かを考えたという。
「子供だと大声で怒鳴ったり、怒ったりする人を怖いと感じるでしょう。でも私はそれを怖いと思ったことがなかったから、子供だけでなく大人までもを怖がらせるのは何かということを考えたの」とスウィントン。行きついたのが感情の起伏がまったくない冷たさだったという。
「人間的な要素がまったくなく、感情のない冷たさは怖いものよ。魔女は人間ではないし、ちょうどよかったわ」と語った。
Sarah
Seymour/FilmMagic.com / MediaVast Japan
Anwar Hussein Jason Kempin/FilmMagic.com/MediaVast
Japan
Sarah Seymour/FilmMagic.com
/ MediaVast Japan
Lawrence Lucier/FilmMagic.com
/ MediaVast
Japan
Lucier/FilmMagic.com
/ MediaVast Japan
|