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ウソはホントの恋のはじまり (2013):映画短評

ウソはホントの恋のはじまり (2013)

2016年7月16日公開 92分

ウソはホントの恋のはじまり
(C) 2013 ACOY, LLC
なかざわひでゆき

N.Y.が舞台の小洒落たインディーズ系恋愛映画

なかざわひでゆき 評価: ★★★★★ ★★★★★

 カフェで働く女性に恋した二流作家が、SNSで彼女の趣味や好みを徹底リサーチした上で、理想の男性を装ってアプローチに成功するも、やがてウソで塗り固められた恋愛に息切れしていく。
 やたらと’60年代にかぶれたヒロインのマニアックな多趣味や、ニューヨークのブルックリンを舞台にしたローカル色を含め、いかにも小洒落たインディーズ系恋愛映画といった感じ。そういう意味では既視感バリバリだ。
 とはいえ、2人の関係を基にした新作小説を担当編集者にベタ褒めされながら、その作品分析がいちいち自分の欠点にどハマリしていて、ぐうの音も出なくなるまで落ち込む主人公の姿は大爆笑。気持ちのいいハッピーエンドも悪くない。

この短評にはネタバレを含んでいます
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