LEGO(R)ムービー (2014):映画短評
LEGO(R)ムービー (2014)ただの子ども向け映画ではありません
レゴ・ブロックをキャラクターにしたアニメーションだから子ども向け作品と思いきや、意外な展開で楽しませてくれる。
パーツに顔が描かれているキャラは魅力的と思えず慣れるまでに時間がかかるし、冒険の舞台が脈略なく変わることにも困惑させられる。しかし最後まで見て納得がいった。そこには精神年齢低めの現代の大人に対する風刺が宿る。
キャラクターはもちろん建造物や背景も完全なレゴ仕様。ビジュアル面での世界観の徹底も見どころで、子ども向けとバカにできない魅力が息づいている。上映館は限られているが、モーガン・フリーマンやリーアム・ニーソンらが声優を務めた日本語字幕版での鑑賞をオススメ。
この短評にはネタバレを含んでいます