ジェサベル (2014):映画短評
ジェサベル (2014)ホラーの定番アイテムが連打されて飽きさせない
「ソウ6」「ソウ ザ・ファイナル3D」のケヴィン・グルタート監督だが、今回は急に驚かす演出は極力控えめ。ストーリーにホラーの定番アイテムがこれでもかと詰め込まれ、人里離れた古い一軒家、家の窓から見える湖、車椅子のヒロイン、母の死の謎、発見されたビデオテープ、タロット占いなどなどと連打されるので、物語が何処に収束していくのか、常に幾つもの仮説が可能で、最後まで飽きさせない。その謎が、クライマックスで一気に明かされていくのも快感。
ヒロインは「プリデスティネーション」のヒロイン役も強烈な印象を残すセーラ・スヌーク。ダニー・ボイル監督が撮影中の「Steve Jobs」にも出演の注目株だ。
この短評にはネタバレを含んでいます