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ジェサベル (2014):映画短評

ジェサベル (2014)

2015年3月14日公開 90分

ジェサベル
(C) 2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
平沢 薫

ホラーの定番アイテムが連打されて飽きさせない

平沢 薫 評価: ★★★★★ ★★★★★

「ソウ6」「ソウ ザ・ファイナル3D」のケヴィン・グルタート監督だが、今回は急に驚かす演出は極力控えめ。ストーリーにホラーの定番アイテムがこれでもかと詰め込まれ、人里離れた古い一軒家、家の窓から見える湖、車椅子のヒロイン、母の死の謎、発見されたビデオテープ、タロット占いなどなどと連打されるので、物語が何処に収束していくのか、常に幾つもの仮説が可能で、最後まで飽きさせない。その謎が、クライマックスで一気に明かされていくのも快感。

ヒロインは「プリデスティネーション」のヒロイン役も強烈な印象を残すセーラ・スヌーク。ダニー・ボイル監督が撮影中の「Steve Jobs」にも出演の注目株だ。

この短評にはネタバレを含んでいます
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