ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た (2016):映画短評
ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た (2016)高額料理のヒミツがココに!
腕利きのシェフが包丁一本持って、旅先で腕を振るう。
虚構の世界なら成立するが、現実はいかに厳しいか。
海外から来て、地元の自然食材にこだわるレネ・レゼピのようなシェフなら尚更だ。
食材に器具、キッチンの配置も違うので戸惑いの連続だ。
でも、それは想像の範疇。
驚きは77人のスタッフだけでなく、家族まで来日させていたこと。
それも込みの高額料金だったと思うのでもう少し見たかったが、下世話な部分はさらっと。
しかし2010年製作のドキュメンタリーではスタッフに怒鳴りまくっていたレネだが、大人になったとしみじみ。
彼を追った作品は多いが、変化と成長を見られるのもまたドキュメンタリーの魅力である。
この短評にはネタバレを含んでいます