機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning- (2025):映画短評
機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning- (2025)この驚きを体感するだけでも映画館に行く価値がある
「自分は一体何を観ているのだろう?」と思わざるを得ない冒頭30分。予告で観ていた内容につながるまで、本当に唖然とするしかなかった。間もなく始まるTVシリーズの再編集版だが、この驚きを体感するだけでも劇場で観る価値がある。鶴巻和哉監督、脚本の庵野秀明、榎戸洋司をはじめとするスタッフ陣がここまで好きなようにできたのは、すでに「ガンダム」シリーズが強靭な作品世界を持っているからにほかならない。この企画にGOを出した「ガンダム」サイドも英断だったと思う。ある意味、これまでの「ガンダム」の引力を吹っ切ったロケットブースター。これから始まるTVシリーズが楽しみでならない。
この短評にはネタバレを含んでいます