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ソーセージ・パーティー (2016):映画短評

ソーセージ・パーティー (2016)

2016年11月4日公開 79分

ソーセージ・パーティー

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 2.5

中山 治美

懲りないな、この人たち(笑)

中山 治美 評価: ★★★★★ ★★★★★

これを勇気と言うのか、怖い物知らずと言うのか分からない。
でも『ジ・インタビュー』で会社がサイバー攻撃を受けたと言うのに、
その監督であるセス・ローゲンが製作&共同監督&声を務め、下ネタだけでなく、人種や宗教もイジった問題作に再び手を付けるとは。
アーティストにとってソニーは、
リメイク&安全牌ばっかの映画界で、共闘できる良い会社なのかも?とちょっと見直したりする。
しかも何かといっちゃクレームで放送中止になる日本にいると、本作を受け入れている米国の方が、懐が深くて健全なのかもと考えてしまう。
まぁいずれにしても内容は、くっだらねぇー!の一言。
この映画に相応しい最大級の賛辞でございます。

この短評にはネタバレを含んでいます
平沢 薫

こんな話を爆笑コメディにしちゃうところが素晴らしスギ!

平沢 薫 評価: ★★★★★ ★★★★★

 もしも、スーパーマーケットで売られている食品類に自意識があったら、彼らはどんなことを考えているのか。そして、そんな彼らと自分たち人間に、一体どんな違いがあるというのか。そんなとんでもなく深くもある物語を、下ネタ満載の爆笑コメディにしてしまうところが、素晴らしすぎる。
 監督コンビの1人がSF映画オマージュ満載アニメ「モンスターVSエイリアン」のコンラッド・ヴァーノンなのもポイント。原案・脚本はセス・ローゲン組で、ローゲン脚本・製作の「スーパーバッド 童貞ウォーズ」に出演したマイケル・セラとジョナ・ヒルも声の出演。未公開になりがちなセス・ローゲン映画が日本公開されるのも、めでたい!

この短評にはネタバレを含んでいます
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