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亜人 (2017):映画短評

亜人 (2017)

2017年9月30日公開

亜人
(C) 2017映画「亜人」製作委員会 (C) 桜井画門/講談社
くれい響

「踊る」『るろ剣』のその先へ!

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

またも、主人公が何者かに変貌するパターンの原作モノだが、Production I.Gに移籍してからの本広克行監督は、やはり何かが違う! 原作&アニメ版ではどこかダラダラした導入部など、端折れるエピソードは端折り、心地良いリズムで、亜人になった永井と佐藤の終わらないバトルを描く。「SP」の大内貴仁が繰り出すアクションとグロさも緩和させるCGとの相性は良く、まだまだ動ける綾野剛は『るろうに剣心』の外印同様、原作キャラとのギャップを埋める怪演で、またも佐藤健を喰いまくる。そして、ショウタイムと化す佐藤対SAT戦。 隊長役に高杉亘を配したこのバトルは「踊る大捜査線」ファンならずとも身震いするはず。

この短評にはネタバレを含んでいます
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