ザ・リング/リバース (2016):映画短評
ザ・リング/リバース (2016)ハリウッド版シリーズ最新作は21世紀仕様のリブート版
ハリウッド版『ザ・リング』シリーズの第3弾。といっても、前作とのストーリー的な繋がりはなく、むしろ基本設定以外を21世紀仕様にリセット&アップデートしたリブート版という感じだ。
特徴的なのは、サマラの生い立ちを日本版オリジナルに限りなく近づけたところだろう。呪いのビデオもVHSからファイルデータへと進化し、今後もストーリーが続くのであれば『貞子3D』シリーズみたいなことになるんだろうなあ…と容易に想像できるようなオチがつく。
ただ、ビデオを見てしまった主人公たちが、タイムリミットまでに呪いを解くため、そのルーツを探るというプロットはいい加減に手垢がつき過ぎ。お約束ばかりで恐怖感に乏しい。
この短評にはネタバレを含んでいます