映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園 (2021):映画短評
映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園 (2021)ケツを咬まれてはいけない名門学園168時間
カスカベ防衛隊が探偵倶楽部と化すなど、『ハリーポッター』風に見せかけて、じつは「ケツを咬まれてはいけない名門学園168時間」なシチュエーション。これまで『ロボとーちゃん』『ユメミーワールド』などを放ってきた髙橋渉監督作ならではの面白さだ。前作に続き、みさえに代わる女性キャラ(阿月チシオ!)が笑って泣かせ、「スケバン刑事」やら『プライベート・レッスン』やら、「いつの時代だ!?」と思わせる小ネタがツボを突きまくる。一応、謎解きもあるにはあるが、作り手サイドは断然「青春!」推し。しんのすけと風間くんの対立を締めるクライマックスの展開は、とにかく熱い。そして、何より焼きそばパンが食べたくなる!
この短評にはネタバレを含んでいます