スピリットウォーカー (2021):映画短評
スピリットウォーカー (2021)斬新なアイディアで引っ張っていく韓流SFアクション
12時間ごとに違う人間の体へと入れ替わっていく男。記憶を失ったまま交通事故現場で意識を取り戻した彼は、次々と他人の肉体へ移動しながら、本当の自分はいったい何者なのか?なぜこのような状況に陥ったのかを探っていくうち、やがて「入れ物」になる人間たちの共通点に気付く。さながら『ビューティ・インサイド』×『ボーン・アイデンティティ』とも呼ぶべき斬新な韓流SFアクション。謎の真相が紐解かれていくにつれ、わりとありがちな韓流ノワールに収まってしまうことは否めないが、それでもアイディアの面白さとアクションのクオリティは抜群だ。ハリウッド・リメイクが決まっているというのも大いに納得。
この短評にはネタバレを含んでいます