ギリ義理ファミリー (2023):映画短評
ギリ義理ファミリー (2023)お馴染みの設定を豪華キャストで
婚約者の親に会ったら怖い人で、という設定の映画には大ヒット作「ミート・ザ・ペアレンツ」や、最近も「ユー・ピープル〜僕らはこんなに違うけど〜」がある。またやるならすごく新しいか、思いきり笑えるものであるべきだが、これはどっちつかず。銀行強盗犯はもしかしたら婚約者の両親か、と疑うところまではまだ良いものの、その後は欲張りすぎて空回り。とくに後半の派手なカーアクションは必要なのか。笑えるセリフもちらほらあるが、「007」ジョークは予想の範囲内。主演のアダム・ディヴァイン以外のキャストは「ゲット・アウト」で演じた役の繰り返しのようなリルレル・ハウリーをはじめ、もったいない使われ方をしている。
この短評にはネタバレを含んでいます