映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」 (2024):映画短評
映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」 (2024)ジュブナイルとして楽しめました
児童小説の映画化ということで、面白い描写も怖い描写も敢えて控えめ、お子様でも楽しめるジュブナイルものに仕上がっていました。主演の天海祐希は大掛かりな特殊メイクを施して登場し、インパクト大。ただし、出過ぎないので程よいバランスです。上白石萌音の悪役キャラも程よい悪さで良かったです。キーアイテムとなる駄菓子の数々が、実際に駄菓子同様、身体に悪そうな色合いでリアルでした。映画的な面で物語を拡げるための大人パートも子供時代を描いたりすることで無理なく本筋に絡め、邪魔することなくて良かったです。
この短評にはネタバレを含んでいます