劇場版ドクターX (2024):映画短評
劇場版ドクターX (2024)むしろ、これを入門編としても良いかも
シリーズ弱者である中での鑑賞となりましたが、もともとこのシリーズの持つコンセプトがわかりやすく、娯楽性も高いということもあったのか、非常に敷居が低い作りになっていて楽しめました。本作をもって12年続いたシリーズが完結とのことですが、大門未知子のエピソード0も描かれるなど、むしろこの映画を入門編として、ここからシリーズを見始めても良いのではないかと思います。当然それは、大門未知子を演じ切った米倉涼子のバツグンの存在感によるところが大きいのでしょう、最後まで見事に大作の主人公を務め上げました。西田敏行の遺作としても必見です。
この短評にはネタバレを含んでいます