誰よりもつよく抱きしめて (2025):映画短評
誰よりもつよく抱きしめて (2025)主演二人の寓話性が巧くはまる
やはり新作が出るとなるとチェックせずにはいられない内田英治監督の最新作。今回は強迫性障害を持っているがゆえに触れ合うこともできない一組のカップルの物語。内田監督はどのジャンルも巧く撮り上げますが、その中でもラブストーリーというジャンルとの相性の良さを感じます。定期的にこういうラブストーリーを作って欲しいところです。設定も映画に流れる空気感も少し寓話的なものになっていますが、そこにBE:FIRSTの三山凌輝と乃木坂46の久保史緒里という”アイドル的な存在”の二人を配したことで物語に巧く成り立たせました。
この短評にはネタバレを含んでいます