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トラップ (2024):映画短評

トラップ (2024)

2024年10月25日公開

トラップ
(C) 2024 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED
斉藤 博昭

ツッコミどころも「芸」となるシャマランの本領

斉藤 博昭 評価: ★★★★★ ★★★★★

これまで父の作品に楽曲を提供したこともある長女サレカが、本作では演技でもカリスマミュージシャン役を堂々体現。もちろん歌唱力も含めステージパフォーマンスは一級品で、舞台演出も本格的。それだけで元は取れる一作。
カギを握るのはジョシュ・ハートネットの演技だが…そこは微妙なライン(わかりやすいとも)。
コンサート中なのにロビーが人でいっぱい、あからさまな警備体制などツッコミどころ多数も、シャマラン作品に耐性できてる人なら無問題だろう。スリラーとしての展開にこれだけ温かい目でハラハラできるのは、この監督以外に無理。笑いのスパイスも適量だし、予想不能、ドンデン返しと違うレベルなのも、近年の彼らしいかも。

この短評にはネタバレを含んでいます
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