カタジナ・コブロ:関連記事
人は認識したものしか見ていない…巨匠アンジェイ・ワイダが死の直前に完成させた『残像』
昨年10月9日に90歳でこの世を去った、ポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ監督の最新作にして、遺作となった映画『残像』の予告編が公開され、ワイダ監督が長年映画にしたいと願い続けてきた、ポーランド史に残る芸術家の一人でありながら、社会主義政権の弾圧により、人々の記憶から消し去られてしまった画家ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキを通して描かれる重厚な物語の一端が明らかになった。
続きを読む