助演女優賞ノミネート&受賞結果
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メアリー・J・ブライジ 『マッドバウンド 哀しき友情』
Netflixオリジナル映画「マッドバウンド 哀しき友情」独占配信中- 1971年1月11日生まれ
- アメリカ・ニューヨーク州出身
「クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル」と称される人気R&Bシンガー。ベテラン歌手だけに『ロック・オブ・エイジズ』『クリスマスの贈り物』などのミュージカル作品で女優業にも挑戦してきたが、『マッドバウンド 哀しき友情』では、第2次世界大戦後のミシシッピーを舞台に、過酷な状況に置かれながらも家族の要となる母親を熱演。歌手として最高峰に立つ彼女が、女優としても頂点を極めるのかに関心が集まる。
主な出演作『マッドバウンド 哀しき友情』(2017)
『クリスマスの贈り物』(2013・日本未公開)
『ロック・オブ・エイジズ』(2012)
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アリソン・ジャネイ 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
(C) 2017 AI Film Entertainment LLC- 1959年11月19日生まれ
- アメリカ・オハイオ州出身
人気テレビシリーズ「ザ・ホワイトハウス」の報道官CJ・クレッグ役で4度エミー賞を受賞。その後も「マスターズ・オブ・セックス」で1度、「マム(原題) / Mom」で2度同賞に輝き、通算7度エミー賞受賞という快挙を成し遂げている実力派。映画では、『アメリカン・ビューティー』『JUNO/ジュノ』『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』といったアカデミー賞作品賞候補になった作品に出演。スクリーンでは脇に徹することが多かった実力派女優の面目躍如なるか?
主な出演作『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』(2016)
『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』(2011)
『JUNO/ジュノ』(2007)
『アメリカン・ビューティー』(1999)
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レスリー・マンヴィル 『ファントム・スレッド』
- 1956年3月12日生まれ
- イギリス・イースト・サセックス州出身
ロンドンで舞台女優としてキャリアを積み、その後テレビや映画にも活躍の場を広げる。イギリスの名匠マイク・リー監督に才能を見出され、同監督の『人生は、時々晴れ』『家族の庭』『ターナー、光に愛を求めて』などの作品に出演。『家族の庭』では英国アカデミー賞で助演女優賞にノミネートされた。イタリア映画『はじまりは5つ星ホテルから』や、アンジェリーナ・ジョリー 主演作『マレフィセント』などで海外作品にも進出。今回の助演女優賞候補では唯一のイギリス人に。
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ローリー・メトカーフ 『レディ・バード』
- 1955年6月16日生まれ
- アメリカ・イリノイ州出身
シカゴにある劇団ステッペンウルフ・シアター・カンパニーで舞台女優としてキャリアをスタート。1990年代に人気を博したテレビドラマ「ロザンヌ(原題) / Roseanne」で3度エミー賞に輝く。『スクリーム2』や『プリティ・ブライド』などの映画に出演するほか、『トイ・ストーリー』シリーズや『トレジャー・プラネット』で声優としても活躍。芸歴は長いものの、これまでオスカーとは無縁だったベテラン女優が、満を持して初オスカーを狙いに行く。
主な出演作『レディ・バード』(2017)
『プリティ・ブライド』(1999)
『スクリーム2』(1997)
『トイ・ストーリー』(1995)
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オクタヴィア・スペンサー 『シェイプ・オブ・ウォーター』
- 1972年5月25日生まれ
- アメリカ・アラバマ州出身
オーバーン大学卒業後、ジョエル・シューマカー監督の『評決のとき』で映画デビュー。その後『25年目のキス』『マルコヴィッチの穴』『7つの贈り物』などの話題作に立て続けに出演し、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』でアカデミー賞助演女優賞と、ゴールデン・グローブ賞助演女優賞のダブル受賞を果たす。アカデミー賞助演女優賞のノミネートは、昨年の『ドリーム』に続き、3度目。大きな瞳が印象的な演技派女優が再びオスカー受賞にリーチをかける。