スカイ・ハイ (2005):映画短評
スカイ・ハイ (2005)「ヒロアカ」にも影響与えた“ヒーロー版「ホグワーツ」”
『Mr.インクレディブル』のディズニーが“ヒーロー版「ホグワーツ」”を狙った感もあるが、そこは後に『トロールズ』『レゴムービー2』を放つ監督の才気煥発! 食堂のスクールカースト描写やクライマックスのダンパなど、青春映画の定番も盛り込みつつ、偉大な主人公の父を『世界最強の男』など、ディズニー映画出身のカート・ラッセルが、校長を初代「ワンダーウーマン」リンダ・カーターを演じ、「毒々モンスター」ネタも飛び出す、ヒーロー愛が止まらない。さらに今観返すと、デクすぎる“無個性”な主人公の覚醒に、掌から炎を放つ爆豪すぎる不良キャラとの対立からの共闘など、「ヒロアカ」に与えた影響がハンパない!
この短評にはネタバレを含んでいます