ビルとテッドの大冒険:映画短評
ビルとテッドの大冒険30年ぶりの最新作を前にexcellent!
公開当時は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の亜流扱いされたが、歴史上の人物とのタイムトラベルは『バンデッドQ』に近い、キアヌ・リーヴス出世作。ケレン味たっぷり、プール施設(ウォータールー!)のナポレオンなど、アホ描写&ワード満載ながら、大円団を迎える完成度高い脚本は、後に『メン・イン・ブラック』『グランド・イリュージョン』を手掛けるエド・ソロモンらしい。エアギター映画であり、ドラえもん的役回りなジョージ・カーリンやジャンヌ・ダルク役のジェーン・ウィードリンら、説得力あるキャスティングで、お祭り感倍増。ロック色が強まった2作目『地獄旅行』を経た、30年ぶりの最新作の前に是非!
この短評にはネタバレを含んでいます