ストロボ・エッジ (2015):映画短評
ストロボ・エッジ (2015)有村架純は階段で3回コケる。
困ったことに『博士と彼女のセオリー』に続けて観て、有村架純の脚をマジで心配してしまった次第。さらに困ったことにそのシーン…彼女が階段で3回コケる(+机の上で1回)ことしか何も残らない映画なのだ。舞台は学校と駅と電車内に限定された印象だし、福士蒼汰のカノジョであった佐藤ありさがあっさりと物語から消えすぎるなど展開もぎこちない。いきなり登場する黒島結菜は『アオハライド』の高畑充希を思わせるが、アレに輪をかけて行動の理屈がムチャクチャで呆れっぱなし。原作がそうなのだとしても、もう少しリアリティある方向へ軌道修正できなかったのだろうか? ラスト、架純ちゃんがコケてさえくれればぜんぶ赦せたのだが。
この短評にはネタバレを含んでいます