ハネムーン (2014):映画短評
ハネムーン (2014)愛は、間違えることがある
ひとヒネリある。若い女流監督の初監督作で、ホラー。キャストも典型的な美男美女ではない個性派2人、「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョン・スノウの野人の恋人役でおなじみのローズ・レスリーと、かつては「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」の美少年で今は「ロンドンゾンビ紀行」などでイイ味のハリー・トレッダウェイ。モチーフは王道で、人里離れた別荘で怪異に襲われるパターンなのだが、タイトル通り、2人がハネムーン中なのがポイント。よく知っているはずの相手は、実はまったく別の人物なのかもしれない。相手を愛しているがゆえの行動であっても、それはよい結果をもたらさないかもしれない。ハネムーンはそんな恐怖に満ちている。
この短評にはネタバレを含んでいます