シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島 (2015):映画短評
シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島 (2015)印象としてはアラビアンナイト版『未来少年コナン』
日本アニメーションの創立40周年を記念した3部作シリーズの第一弾。『アラビアンナイト』を下敷きに、船乗りの少年シンドバッドと魔法族のお姫様の冒険譚を描いたオリジナル・ストーリーだ。
筆者世代には懐かしい『アラビアンナイト シンドバッドの冒険』を生み出した日本アニメーションだが、今回の世界観はほぼ『未来少年コナン』。おのずと『天空の城ラピュタ』や『ハウルの動く城』などジブリ作品との共通項も見いだせる。
なので、ビジュアル的にもストーリー的にもバリバリの既視感は否めないものの、小さいお子さんにも安心して見せられるという意味で、ファミリー層にはオススメできる王道的な少年少女向けファンタジーだ。
この短評にはネタバレを含んでいます